2013.10.30|門別小学校6年生総合学習見学
10月29日(火)門別小学校6年生24名が、総合学習の一環として選果場等の見学をしました。
地域の特産物について調べているとのことでしたので、前回の2年生同様選果場での出荷の様子やネギのハウスに加え、さらに今回は生産者さんの協力も得てネギの出荷前作業の様子や、ネギだけでなくシイタケのハウスも見てもらいました。
事前に聞いたお話しでは発表もあるとのことだったせいか、真剣に観察したり、班の中で相談したりする姿が印象的でした。

機械でフィルムに入れられた後の箱詰め作業の様子。この日は出荷された量も多く、トラックが入ってくる都合上かなり慌しく作業に追われてはいましたが、子供たちの質問にも対応していました。


さすがは6年生といったところでしょうか。今回は各所でさまざまな質問をされました…が、その場で答えられなかったものも何点かありましたので、この場を借りて回答させていただきます。

Q1:「94」とかかれた付せん(ネギの箱に貼ってあった)の意味は?
A:あの箱のネギは規格が「S」だったので本来は1箱に100本入ってるのですが、付せんの貼られた箱については「94本しか入ってませんよ」という意味で貼ってあります。

Q2:どうして2箱を1つに束ねているのか?
A:2つの箱を1つに束ねることで運ぶ手間が半分になるので、その分選果場での手間も市場での手間も減って、運賃も安くなるため束ねてあります。
冒頭でも書きましたが、今回は生産者さんの協力を得て作業場の風景も見学してもらいました。ご協力いただいたのは山口さん。お忙しい中作業場での作業を見せていただいただけでなく、根切り、皮むきなど作業ごとに説明もまじえて見せていただきました。


ひと通り作業を見せていただいた後にも関わらず、質疑応答の時間をとっていただくことにも快く了承してくださり、この場を借りてお礼申し上げます。

引き続いてはシイタケハウスの見学。こちらは槇本さんにご協力いただきハウスの中を見せていただきました。
多くの子供たちが菌床シイタケを見るのは初めてだということで、貴重な体験、学習の資料になっていれば幸いです。
また、今回は施設を直接お見せすることはできませんでしたが、菌床の製造過程については当HP上でも見られますので、そちらも見て参考にしていただければと思います。