2015.04.19|若林農園さんのキトビロ狩

4月19日から若林農園さんでキトビロ狩が始まりました。キトビロとは俗に言うギョウジャニンニクのことで、

ギョウジャニンニク(wikipediaより引用)
ギョウジャニンニク(行者葫、学名:Allium victorialis subsp. platyphyllum)はネギ属の多年草。 北海道や近畿以北の亜高山地帯の針葉樹林、混合樹林帯の水湿地に群生しており、そのほとんどの繁殖地は国立公園などの自然保護区である。キトピロなどとも呼ばれる(後述)。ヨーロッパ産の基本亜種A. victorialis subsp. victorialisは、ヨーロッパの多くの高山に広く分布している

と、引用するまでもなく北海道を代表する山菜としてご存知の方も多いかと思います。

若林さんは1982年(昭和57年)からキトビロのハウス栽培に取り組んでいて、圃場に種を蒔き、6年以上たった株を冬前にハウスへ移植、8~12cmに育ったところで収穫し市場出荷しています。このハウス栽培は冬期間限定で3月下旬くらいまで出荷しています。

この「のぼり」が目印

キトビロ狩は2010年から始め、圃場で自由に取っていただいて、取った重量で精算するスタイル。例年4月下旬から5月上旬まで実施していて、口コミや積極的に宣伝してくれるお客さんのおかげもあって、年々お客さんは増え、多くの方がリピーターとして翌年以降も訪れるとのことで、この日もお客さんが絶え間なく訪れていました。また、精算の際に記帳していただいた方には、別の圃場で栽培している山ワサビを1株無料でお裾分けをしてしているとのこと。ただ、数に限りがあるのでいつまで続くかはわからないとのことでした。

今年は5月10日ころまで実施する予定とのことなので、これからGWにかけて桜の季節を迎える日高地方、静内二十間道路桜並木、優駿さくらロード等桜の名所へ訪れる際にもう一歩、足を伸ばしてキトビロ狩はいかがでしょうか。

若林農園
若林一雄(わかばやし いちお)
北海道沙流郡日高町字広富124番地
TEL:01456-7-2057
アクセス:日高自動車道・日高門別ICを左折して17kmほど。